免疫力をあげるために揃えておきたい精油6つ

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こんにちは!アロマセラピスト、インストラクターのMICOYONです。

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感染症が流行すると、まずは免疫力を強化しようということが言われますよね。アロマテラピーでも免疫力をあげるのに効果的な精油があります。そこで、今回は感染症に抵抗する免疫力をアップするアロマの精油をご紹介します。

免疫力をあげるために揃えておきたい精油6つ

ティートリー

オーストラリアの先住民アボリジニの薬として知られているティートリーは免疫賦活作用のある精油です。抗ウイルス作用、抗真菌作用、殺菌作用、抗炎症作用、消毒作用をもっています。抗感染作用をもつとされる精油の中でもティートリーに匹敵するものはないともいわれており、免疫系を助ける強力な防衛作用が期待されます。

クローブ

和名は丁子(ちょうじ)といい、収穫して時間がたって褐色になった花のつぼみから抽出します。強力な抗菌作用で、世界的に伝統医学で用いられ、中世のヨーロッパではペスト予防のポマンダーに使われました。スパイシーな香りでオレンジなどとブレンドして芳香浴にも。

ユーカリ

主要成分はシネオールで、鼻につんとくるクールな香りの芳香成分は、並外れた抗菌力をもちます。抗菌、抗ウイルス作用があり、呼吸器系の感染の予防に効果的です。

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ティーカップやボウルに熱湯を入れ、そこにユーカリの精油を2~3滴たらして立ち上がる蒸気を鼻から大きく吸いこむ蒸気吸入がおすすめです。

タイム

古来より病気に立ち向かう、「勇者の印」といわれてきたタイム。その名の通り強力な殺菌力があります。また、精神的な疲労や気力の衰えに対して元気づけてくれる強壮作用もありますので、初期の段階にはティートリーなどとともに芳香浴で室内に拡散すると、気力の増強も期待できます。

ラベンダー

刺激や毒性がなく安全性が高い精油で、鎮静作用の他、幅広い利用域にオールマイティな効果をもつ「常備薬」のような精油です。

(公社)日本アロマ環境協会のアロマサイエンス研究所が行った実験で次のような結果がでたといいます。

NK細胞はウイルスなどに感染した細胞や、腫瘍細胞などを排除する働きがあるといわれており、免疫力に関与しています。ラベンダー精油を使用したトリートメントを継続的に行うことで、NK細胞活性値が上昇することが確認できました。

ラベンダー精油を配合したホホバ油を使用したトリートメントを2カ月以上継続して受けることにより、NK細胞活性値が有意(★)に上昇しました。
※②群精油なし(ホホバ油のみ)でトリートメント実施では、平均値が上昇しましたが、有意差は見られませんでした。③群トリートメント実施なしでは、平均値が下降しました。

https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/new/vol18.php

 

パイン

マツ科の常緑高木のパインは去痰作用や呼吸器系の鎮痛作用、殺菌作用があります。ユーカリ、ティートリーなどとブレンドして呼吸器系の不調にもおすすめです。

 

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免疫を高める精油の使い方

アロマバス

お風呂にゆっくり浸かることで免疫力を高めるということはよく言われています。感染症対策として抵抗力を高めるために最低週2回はお風呂のお湯にティートリーやラベンダーなどの精油を1~5滴入れたアロマバスに入浴します。

 

うがい

水200mlにティートリーの精油を1滴たらし、よくかき混ぜてからうがいを行ないます。飲み込まないようにし、刺激が口の中に残ったら水で軽くゆすいでください。

オイルマッサージ

マカデミアナッツオイル(ホホバオイル、スイートアーモンドオイルでも)20mlにラベンダーまたはティートリーの精油4滴を加えてよく混ぜ、腋の下や首の付け根、胸部や筋肉痛の部位にやさしくすり込みます。喉が痛いとき、ティートリー2滴、サンダルウッド2滴をブレンドし、のどや胸部にすり込むのもおすすめです。

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熱があるとき、妊娠中、3歳未満の乳幼児のマッサージは避けてください

部屋にディフューザーなどで拡散する

上記にご紹介した精油の中からお好みで選び、加湿器やディフューザーで拡散します。ティーカップなどで蒸気をかぐのもよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

免疫系を刺激し感染症に抵抗するのに役立つアロマの精油をご紹介しました。免疫力を高めるには、睡眠をしっかりとるなど規則正しい生活と、添加物が少なく栄養価の高い食事、適度な運動、笑うことなども大切だと言われています。アロマの精油には心理面をサポートしてくれる作用もありますのでストレス対策としても、ぜひ活用してみてくださいね!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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